Last update: 2013/11/25
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仮 想 マ シ ン で Fedora サ ー バ ◇◇◇ お金をかけずに簡単簡潔 ◇◇◇ サーバ構築公開手順 覚書き ◇◇◇
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5. 仮想マシンの準備 | |||||||||||||||||
(1) 仮想マシンの作成
仮想マシンというのは、専用のソフトウェア(仮想化ソフトウェア)によってパソコン内に作成された仮想的なコンピュータのことです。 実在のコンピュータ(物理マシン)の中に複数の仮想マシンを動かすことが可能で、物理マシンと同様、それぞれ独立した一台のPCとして扱うことができます。 仮想マシンを作成するにはまず仮想化ソフトウェアを入手してインストールする必要があります。 代表的な仮想化ソフトウェアとしては - VMware - VirtualPC - VirtualBox などがありますが、このサイトでは、無料で入手もしやすいVirtualBoxを使用することにします。 (注:VirtualBoxのバージョン3.x以前は、企業で商用目的で使用する場合はライセンスフリーではありません。) ◇ ◇ ◇ VirtualBoxのインストール用ファイルはVirtualBoxのホームページから入手できます。 https://www.virtualbox.org/ 上記サイトの左側メニューのDownloadsからダウンロードページに入り、物理マシン(ホストマシン)のOSに対応したインストールファイルをダウンロードします。 物理マシンのOSがWindowsの場合はダウンロードしたファイルをダブルクリックしてVirtualBoxをインストールします。 インストール自体はとても簡単で、インストーラの指示に従って、基本的にデフォルトの設定でインストールを進めます。 インストールが終わると、プログラムメニューに「Oracle VM VirtualBox」という項目が追加されます。 ◇ ◇ ◇ インストールが終わったら、VirtualBoxを起動してみましょう。 新しく仮想マシンを作成する場合は、画面左上の「新規」ボタンをクリックします。 新規仮想マシン作成ウィザードがスタートしますので、「次へ」を押下します。 サーバ名(任意)を入力します。 また、OSのタイプを選択して次へ進みます。 仮想マシンのメモリを設定します。 (ここで設定するメモリは、仮想マシン作成後、いつでも変更できます。) Fedora14をインストールする場合、とりあえず512MBもあれば十分です。 物理マシンのメモリに合わせてサーバ導入後に微調整します。 「新規ハードディスクの作成」を選択して次へ進みます。 新規仮想ディスク作成ウィザードがスタートしますので、「次へ」を押下します。 「可変サイズのストレージ」を選択して次へ進みます。 仮想ハードディスクのサイズを設定します。 このサイズは仮想ハードディスクの最大容量になります。 後で変更するのはとても面倒な作業になるので、特にファイルサーバの場合は見積もった必要容量をもとに大きめに設定します。 概要を確認して「完了」を押下します。 新規仮想ディスク作成ウィザードが終了して新規仮想マシン作成ウィザードに戻ります。 新規仮想マシン作成ウィザードの概要を確認して再度「完了」を押下します。 これで新しい仮想マシンが作成されました。 ◇ ◇ ◇ 引き続き、作成した仮想マシンの詳細設定を行います。
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