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Last update: 2013/11/25  
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    10. Apache Wicketによるウェブサイト開発
本章では、ウェブサイト開発の一例として、Apache Wicketによるウェブアプリケーションの作成方法の基本的な点を記載しています。


    (1) Eclipseのインストールと開発環境の作成

ウェブサイトの作り方には様々な方法がありますが、本サイトでは、Apache Wicketを利用してウェブページの開発をしています。 WicketというのはJava用のフレームワークのひとつです。

Wicketを利用してウェブアプリケーションを開発すると、一般的なデスクトップアプリケーションを作成する場合と比較的似た感覚でアプリケーション開発が行えるという利点があります。

この章では、Wicketでプログラムを組むための準備や基本的な作業手順について、わかる範囲でまとめてみました。 まずこのページでは開発環境を作成していきます。

 ◇     ◇     ◇

はじめにEclipseをインストールします。 Eclipseというのはjavaの統合開発環境で、無償で使用できるソフトウェア開発用ツールです。

また、このページの後半、Eclipseのインストール後には、Java、さらにはWicketを使用したプログラムの実装環境を作成していきます。


<WindowsOSの場合>

WindowsOS上でEclipseをインストールする場合は、先にインストールファイルをダウンロードします。

  http://www.eclipse.org/downloads/ (Eclipseダウンロードページ)

上記のサイトへ行き、"Eclipse IDE for Java EE Developers"から、環境にあったインストールファイルをダウンロードして保存します。 ファイル名はeclipse-jee-helios-SR2-win32.zipなどです。 ("helios"の部分はバージョンによって名前が変わります。)

ダウンロードしたZIPファイルを任意の場所(例えばC:¥Program Files¥EclipseWork¥Eclipse¥など)へ解凍します。

次に、日本語化パックをダウンロードします。(Pleiades)

  http://mergedoc.sourceforge.jp/

上記のサイトから、Eclipseのバージョンや開発言語に合ったPleiadesの日本語化パックをダウンロードして保存します。 ファイル名はpleiades_1.3.2.zipなどです。

ダウンロードしたファイルを任意の場所へ解凍します。 解凍したフォルダ内のファイルを、上記の、Eclipseをインストールしたフォルダへ上書きコピーします。 (もし解凍したファイルの中に、"Eclipse"というフォルダとその他のフォルダが入っている場合は、"Eclipse"フォルダの中身を、該当箇所へ上書きコピーします。)

さらに、eclipse.iniを開いて、一番下の行に

  "-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar"

と追記します。

最後に、"eclipse.exe -clean.cmd"というファイルを一度だけ実行しておきます。

(注)上記のインストール方法は、ダウンロードしたファイル内の、readme¥readme_pleiades.txtにあります。 念のためダウンロードした最新バージョンのreadmeファイルでも再確認してください。


<FedoraOSの場合>

OSがFedoraの場合は、root権限でログインした上で、下記のコマンドを入力します。

[root@testserver ~]# yum install eclipse

以上でEclipseがインストールされ、日本語化も行われます。

(注)Eclipseでjavaプロジェクトを開発した際、日本語の文字化けが発生することがあるようです。
/usr/share/fontsにsazanamiフォントがインストールされていないことが原因の場合は、新たにフォントをインストールすることで文字化けを回避できます。

文字化けの回避方法:

  http://sourceforge.jp/projects/efont/releases/

上記のサイトなどからsazanamiフォントをダウンロードします。 (sazanami-20040629.tar.bz2など)
ダウンロードしたファイルを書庫マネージャで開いた状態から、中のファイルを任意の場所へドラッグ&ドロップします。 取り出したファイル(gothicとmincho)を、それぞれ

  /usr/share/fonts/sazanami/gothic/
  /usr/share/fonts/sazanami/mincho/

内へコピーします。 (フォルダは新規作成します。)

以上で文字化けが回避されます。

 ◇     ◇     ◇

次に、JDK(Java開発キット)とTomcat(アプリケーションサーバ)をインストールします。

OSがFedoraの場合は、 9(2)Java実行環境   および   9(3)Tomcatのインストール を参照ください。 以下はWindosOSの場合のインストール方法です。

<WindowsOSの場合>

  http://java.sun.com/javase/ja/6/download.html

上記のサイトから、JDK 6 Updateをダウンロードします。 ファイル名はjdk-6uXX-windows-i586.exeなどです。(XXはバージョン番号)

ファイルをダウンロードしたら、exeファイルを実行してインストールを開始します。 デフォルトの設定でインストールします。

インストール後、環境変数を設定します。 マイコンピュータのプロパティダイアログの詳細設定タブ、またはシステムの詳細設定のページから、「環境変数」というボタンをクリックして環境変数の設定画面を開きます。 ダイアログ下部の「システム環境変数」一覧部で、

  -  まず"JAVA_HOME"という変数名を新規追加します。

      変数値にはJDKのインストール先ディレクトリを設定します。
      (例)C:¥Program Files¥Java¥jdk1.6.0_XX

  -  次に、"Path"という変数名を選択して編集します。

      先頭に"%JAVA_HOME%¥bin;"という変数値を追加して保存します。

続いて、Tomcatをインストールします。

  http://tomcat.apache.org/download-60.cgi

上記サイトの画面下のほうから、ZIPファイルをダウンロードします。 ファイル名はapache-tomcat-6.0.xx.zipなどです。(xxはバージョン番号)

ダウンロードしたファイルを解凍して、フォルダこと任意の場所にコピーしておきます。 (例えばEclipseと同じ場所にコピーした場合は、C:¥Program Files¥EclipseWork¥apache-tomcat-6.0.xx¥)

次に、EclipseからTomcatを操作するためのプラグインをインストールします。

  http://www.eclipsetotale.com/tomcatPlugin.html

上記のサイトからZIPファイルをダウンロードします。 ファイル名はtomcatPluginVxx.zipなどです。(xxはバージョン番号)

ダウンロードしたファイルを解凍すると、"com.sysdeo.eclipse.tomcat_x.x.x"(x.x.xはバージョン番号)といった名前のフォルダがありますので、このフォルダを丸ごとEclipseのインストール先の"dropins"フォルダ内にコピーします。

最後に、Eclipseを起動してTomcatプラグインの設定をします。

Eclipseの画面上部メニューから、「ウインドウ」-「設定」とメニューを選択し、設定ダイアログが表示されたら画面左側から「Tomcat」を選択します。 設定ダイアログ上で、

  -  Tomcatのバージョンとして「バージョン6.x」を選択します。
  -  Tomcatホームの欄にtomcatのインストールフォルダを設定します。
      (例)C:¥Program Files¥EclipseWork¥apache-tomcat-6.0.xx¥など
  -  コンテキスト宣言モードで「コンテキスト・ファイル」を選択します。

「OK」を押下して設定画面を閉じます。

以上で設定は終わりです。

 ◇     ◇     ◇

次ページでは、Wicketによるウェブアプリケーション開発の流れを具体的に追ってみます。



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10.Wicketによるウェブサイト開発:
 
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