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Last update: 2013/11/25  
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    9. ウェブサーバの構築
続いてTomcatをインストールしていきます。

    (3) Tomcatのインストール・Apacheとの連携

Tomcatというのは、アプリケーションサーバ用のソフトウェアで、Javaで作成された動的なウェブアプリケーションを動作させるために使用されます。 Apacheと同様、無償で使用することができます。

Tomcatはそれ自体をウェブサーバとして使用することもできますが、Apacheと連携して動作させることが多いようです。 ApacheとTomcatを一緒に使用する場合は、Tomcatのインストール後に、TomcatをApacheと連携して動かすための設定も必要になります。

まずはじめにTomcatのインストールを行います。

Tomcatのインストールファイルをダウンロードします。 ここではTomcat 6を使用します。

  http://tomcat.apache.org/download-60.cgi

上記のサイトから、apache-tomcat-6.0.xx.tar.gzをダウンロードして保存します。 xxはバージョン番号です。

インストールフォルダとして/usr/tomcatを作成します。

[root@testserver ~]# cd /usr
[root@testserver usr]# mkdir tomcat

ダウンロードしたファイルを、作成したフォルダ内へコピーします。

[root@testserver usr]# cd /home/admin/ダウンロード
[root@testserver ダウンロード]# cp apache-tomcat-6.0.xx.tar.gz /usr/tomcat

コピーしたファイルを解凍します。

[root@testserver ダウンロード]# cd /usr/tomcat
[root@testserver tomcat]# tar -xvzf apache-tomcat-6.0.xx.tar.gz

/usr/tomcatフォルダ内にapache-tomcat-6.0.xxというフォルダが作成されているのが確認できます。

次に環境変数の設定をします。 /etc/profile.dフォルダ内に"tomcat.sh"というファイルを新規作成します。

[root@testserver tomcat]# cd /etc/profile.d
[root@testserver profile.d]# vi tomcat.sh

新規ファイルが開いたら、次の2行を書き込みます。 (注)xxはバージョン番号ですので、ダウンロードしたファイルに合わせて変更してください。

  export CATALINA_HOME=/usr/tomcat/apache-tomcat-6.0.xx
  export TOMCAT_HOME=/usr/tomcat/apache-tomcat-6.0.xx

ファイルを保存して閉じます。 以上でTomcatがインストールされましたので、確認してみましょう。

まずTomcatを起動します。

[root@testserver profile.d]# cd /usr/tomcat/apache-tomcat-6.0.xx/bin
[root@testserver bin]# ./startup.sh

Tomcatがスタートしましたら、ブラウザで"http://localhost:8080/"を開きます。 Apache Tomcatの詳細ページが開けたら、テストOKです。

もしページが開けない場合は、ここまでの設定をもう一度見直して、Tomcat、Apache(httpd)、もしくは仮想マシン自体の再起動なども試してみてください。 または、iptablesを一時的にストップしてテストしてみます。

Tomcatを終了するには下記のようにします。

[root@testserver ~]# cd /usr/tomcat/apache-tomcat-6.0.xx/bin
[root@testserver bin]# ./shutdown.sh

上のほうでURL中に指定している"8080"とは、ポート番号です。 このようにTomcatは接続に8080番ポートを使用します。 (ちなみにポート番号を指定しない場合は、httpでは自動的にポート80へつながります。)

但し、ユーザに常に8080番ポートを指定してウェブサーバへ接続してもらうのは実際には厳しいので、ポート番号の指定なしでウェブサイトが開けるようにしたいところです。

これを解決するために、ApacheとTomcatを連携させる設定を行います。

まず、/usr/tomcat/apache-tomcat-6.0.xx/conf/server.xml(xxはバージョン番号)を開きます。

[root@testserver bin]# cd /usr/tomcat/apache-tomcat-6.0.xx/conf
[root@testserver conf]# vi server.xml

開いたファイル内に、以下の行があることを確認します。

  <Connector port="8009" protocol="AJP/1.3" redirectPort="8443" />

確認後ファイルを閉じます。

次に、/etc/httpd/conf/httpd.confを開きます。

[root@testserver conf]# cd /etc/httpd/conf
[root@testserver conf]# vi httpd.conf

Section 1の下のほうに以下の2行が存在していることを確認します。 もし、行頭に"#"がついている場合(コメント文になっている場合)は、"#"を消去します。

  LoadModule proxy_module modules/mod_proxy.so
  LoadModule proxy_ajp_module modules/mod_proxy_ajp.so

さらに、Section 2の最後のところに、次のような記述を追加します。

  <Location /examples/>
      ProxyPass ajp://localhost:8009/examples/
  </Location>

ここで、"examples"とあるのはTomcatで動かすアプリケーション名です。 ここではデフォルトでインストールされている"examples"というウェブアプリケーションを使用して動作を確認してみます。

まず、"http://localhost:8080/examples/"を開いてみます。 Apache Tomcat examplesというページが開けばOKです。 もし開けない場合は、Tomcatのインストールと起動が正しく行われているかをもう一度確かめてみてください。

次に、Apacheを再起動して上記の設定を反映させます。

[root@testserver ~]# service httpd restart

今度はポート番号を指定せず、"http://localhost/examples/"を開いてみましょう。 先ほど開いたページと同じページが無事開ければここでの設定は成功です。 これでポート番号の指定なしでウェブページへ接続できるようになりました。

 ◇     ◇     ◇

ウェブサーバの基本的な設定は以上で完了となりますが、以降、自分でウェブアプリケーションを作成した場合はそのつど、上記のようにhttpd.confへLocation情報を追加することが必要になります。

Apacheへのアクセスログは、デフォルトで/var/log/httpd/access_logに出力されます。 また、エラー時のログは/var/log/httpd/error_logに出力されます。

 ◇     ◇     ◇

最後にiptablesの設定を確認します。



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9.ウェブサーバの構築:
 
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